株式市況 「日経平均株価は223円高の7日続伸 上値抵抗の100日移動平均線奪回 米中首脳会談イベント通過を好感 高値もみあい」
先週末の米国市場は反発。米中首脳会談を前に貿易問題進展期待の買いを集めています。
ダウ平均株価は、前営業日比199.62ドル高の25,538.46ドル。ナスダック総合指数は57.45ポイント高の7,330.54ポイントで取引を終えました。
為替相場では米中首脳会談での追加関税棚上げ合意が伝わり、円安推移が確認されています。
東京市場は米国株高、円安推移を受けて買いが先行。日経平均株価始値は22,629円の続伸スタートとなっています。
寄り付き後は、日経平均株価で10月後半以降、上値抵抗となっていた100日移動平均線を奪回、高値もみあいで推移しました。
後場も前場と同レベルでのもみあい、利食いをこなす動きを見せています。
日経平均株価終値は、223.70円高の22,574.76円。東証1部の売買代金は概算で2兆4306億円。東証1部の売買高は概算で13億4078万株。値上がり銘柄は1579（74％)に対し値下がりは472（22％)、変わらずは68（3％）となりました。
日経平均株価の7日続伸とともに日経平均株価構成比率上位のソフトバンクグループ<9984>、ファナック<6954>、メガバンクの三菱ＵＦＪＦＧ<8306>、三井住友ＦＧ<8316>、みずほＦＧ<8411>などが上昇。指数を押し上げています。
一方、武田薬品<4502>、ファーストリテイリング<9983>、ＮＴＴ<9432>などが売られました。
売買代金上位では、トヨタ<7203>、ソニー<6758>、資生堂<4911>、村田製作所<6981>、サンバイオ<4592>、東海カーボン<5301>などが賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に海運、石油石炭、鉱業、輸送用機器、鉄鋼、非鉄、電気機器、機械、卸売、不動産、その他金融、化学、証券商品、サービスなどが並びました。
一方、値下がりは空運の1業種のみとなっています。
個別では、増額のトリケミカル<4369>、新規カバレッジの山陽特殊製鋼<5481>、格上げの酉島製作所<6363>などが物色されました。
新興市場では、サンバイオ<4592>、ＡＬＢＥＲＴ<3906>、オイシックス<3182>、サインポスト<3996>、ジャパンインベストメントアドバイザー<7172>、イーソル<4420>、シンバイオ<4582>、ハーモニックドライブ<6324>、テリロジー<3356>などが賑わっています。
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