株式市況 「日経平均株価は452円安の暴落 大台20,000円割れの大発会取引 米アップルショックが響く アップル関連銘柄が安い」
昨晩の米国市場は大幅安。アップルの売上高予想引き下げを嫌気した売りが出ています。
ダウ平均株価は、前営業日比660.02ドル安の22,686.22ドル。ナスダック総合指数は202.43ポイント安の6,463.50ポイントで取引を終えました。
為替相場では軟調な経済指標を受けてドルが下落しています。
東京市場は休場期間中の米国株安、ドル円軟調展開で投げ売りが先行。日経平均株価始値は19,655円の暴落スタートとなっています。
寄り付き後は、日経平均株価が下値を探るなか、昨年12月27日上昇分を消したあとは下げ止まる動きを見せました。
後場では下げ渋りの動き。当局の資産購入期待やリバウンド期待が手掛かりとなっています。
日経平均株価終値は、452.81円安の19,561.96円。東証1部の売買代金は概算で2兆7718億円。東証1部の売買高は概算で15億5130万株。値上がり銘柄は598（28％)に対し値下がりは1475（69％)、変わらずは56（2％）となりました。
日経平均株価の暴落とともに日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ソフトバンクグループ<9984>、ファナック<6954>、メガバンクの三菱ＵＦＪＦＧ<8306>、三井住友ＦＧ<8316>、みずほＦＧ<8411>などが下落、指数を押し下げています。
中核銘柄のトヨタ<7203>、ソニー<6758>、東京エレクトロン<8035>、キーエンス<6861>、村田製作所<6981>、内需系のＺＯＺＯ<3092>なども売られました。
売買代金上位では、インバース型ＥＴＦの日経ダブルインバース<1357>、武田薬品<4502>、ソフトバンク<9434>、東京電力<9501>などが賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値下がり上位に精密機器、電気機器、機械、金属製品、化学、その他製品、非鉄、不動産、ガラス土石、空運、海運、鉄鋼、ゴム製品、輸送用機器などが並びました。
一方、値上がりは電気ガス、陸運、石油石炭、小売、銀行、証券商品などとなっています。
個別銘柄では、決算評価でアダストリアホールディングス<2685>、リソー教育<4714>などが物色されました。
新興市場では、オンコリスバイオファーマ<4588>、サンバイオ<4592>、ブライトパス<4594>、エクストリーム<6033>、そーせいグループ<4565>、ラクオリア創薬<4579>、シンバイオ<4582>などが賑わっています。
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