株式市況 「日経平均株価は195円高の反発 米国株高、円安推移で切り返す SQ値20,290.67円を上回る推移 5日移動平均線が下値支持」
昨晩の米国市場は上昇。金融要人のバランスシート縮小発言をこなし、買い優勢の展開となっています。
ダウ平均株価は、前営業日比122.80ドル高の24,001.92ドル。ナスダック総合指数は28.99ポイント高の6,986.07ポイントで取引を終えました。
為替相場ではバランスシート縮小発言を受けてドルが強含んでいます。
東京市場は米国株高、円安推移を好感した買いが先行。日経平均株価始値は20,296円の反発スタートとなっています。
寄り付き後は、日経平均株価が前営業日日中下落分を埋めてきており、SQ概算値20,290.67円を保ちながら堅調もみあいに終始しました。
後場も前場と同水準でのもみあい、週末三連休前の手仕舞いをこなす動きを見せています。
日経平均株価終値は、195.90円高の20,359.70円。東証1部の売買代金は概算で2兆5029億円。東証1部の売買高は概算で12億9595万株。値上がり銘柄は1033(48%)に対し値下がりは1003(47%)、変わらずは92(4%)となりました。
日経平均株価の反発とともに日経平均株価構成比率上位のソフトバンクグループ<9984>、ファナック<6954>のほか、ソニー<6758>、キーエンス<6861>、東京エレクトロン<8035>などが上昇。指数を押し上げています。
一方、ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>、資生堂<4911>、村田製作所<6981>などが売られました。
売買代金上位では、決算評価でファーストリテイリング<9983>のほか、武田薬品<4502>、日立<6501>、オリンパス<7733>などが賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に精密機器、不動産、電気ガス、電気機器、輸送用機器、機械、海運、非鉄、鉄鋼、ゴム製品、繊維製品、化学、金属製品などが並びました。
一方、値下がりは小売、水産農林、倉庫運輸、食料品、陸運となっています。
個別では、決算評価のマニー<7730>、進和<7607>、ライフコーポ<8194>などが物色されました。
新興市場では、UUUM<3990>、アンジェス<4563>、SHIFT<3697>、フィンテックグローバル<8789>、自立制御システム<6232>、Kudan<4425>、テリロジー<3356>、スリー・ディー・マトリックス<7777>などが賑わっています。
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