株式市況「日経平均株価は193円安の6日続落 5日線と25日線がデッドクロス 見直し買いで切り返すも大引け前に軟化 決算銘柄が賑わう」
昨晩の米国市場は下落。FOMCや米大統領の一般教書演説、雇用指標発表を控えてリスク回避の動きが強まっています。
ダウ平均株価は、前営業日比362.59ドル安の26,076.89ドル。ナスダック総合指数は64.02ポイント安の7,402.48ポイントで取引を終えました。
為替相場ではムニューシン米財務長官がドル高志向の発言を伝えたものの、米大統領の一般教書演説を控えてドルが小動き。東京時間帯早朝では1ドル108円台後半、1ユーロ135円台前半で推移しています。
東京株式市場では、米国株安を受けて売りが先行。日経平均株価始値は23,205円の続落スタートに。
寄り付き後は、日経平均株価が前営業日の調整から朝安も見直し期待が高まり、下げ渋りの動きが見られました。
昼休みに米大統領の一般教書演説を消化、ドル円が底堅く推移しており、後場では日経平均株価はプラス転換。ただ、買いは続かず、前営業日安値を割り込むなど、見切り売りに押されています。
日経平均株価終値は、193.68円安の23,098.29円。東証1部の売買代金は概算で3兆6324億円。東証1部の売買高は概算で18億2073万株。値上がり銘柄は388(18%)に対し値下がりは1619(78%)、変わらずは56(2%)となりました。
日経平均株価の続落とともに日経平均株価構成比率上位のソフトバンク<9984>、ファナック<6954>、メガバンクの三井住友FG<8316>、三菱UFJFG<8306>、、みずほFG<8411>が揃って下落。指数を押し下げています。
東京エレクトロン<8035>、日本電産<6594>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>なども軟調。前営業日に買われていたSBIホールディングス<8473>なども売り直されました。
売買代金上位では、決算期待で任天堂<7974>、決算評価の村田製作所<6981>、キヤノン<7751>、アドバンテスト<6857>、ヤマトホールディングス<9064>などが賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値下がり上位にその他金融、鉱業、鉄鋼、精密機器、建設、不動産、電気ガス、保険、輸送用機器、卸売、銀行、サービス、化学などが並びました。
一方、値上がりはその他製品、ガラス土石の2業種に限られています。
個別では、増額のフォスター電機<6794>、MARUWA<5344>、決算評価のバリューコマース<2491>、マネックス<8698>、リオン<6823>などが物色されました。
新興市場では、フィル・カンパニー<3267>、ソレイジア<4597>、ロードスター<3482>、SHIFT<3697>、エルテス<3967>、明豊エンタープライズ<8927>、NFK<6494>、ニチダイ<6467>、大村紙業<3953>などが賑わっています。
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