株式市況 「日経平均株価は13円高の6日続伸 6月以来の一時大台23000円乗せ 大台奪回の達成感による利食いに押される 中核銘柄も伸び悩み」
昨晩の米国市場は大幅上昇。米政権がメキシコと新たな2国間貿易協定に署名すると発表したことが好感されています。
ダウ平均株価は、前営業日比259.29ドル高の26,049.64ドル。ナスダック総合指数は71.92ポイント高の8,017.90ポイントで取引を終えました。
為替相場では株高でドル円も堅調展開となっています。
東京市場は米株高を好感した買いが先行。日経平均株価始値は22,967円の続伸スタートとなっています。
寄り付き後は、日経平均株価が6月以来の大台23000円奪回を果たしたものの、大台到達による達成感からもみあいの動きとなりました。
後場では利益確定売りも出ており、上げ幅を縮めてきています。
日経平均株価終値は、13.83円高の22,813.47円。東証1部の売買代金は概算で2兆1493億円。東証1部の売買高は概算で11億9595万株。値上がり銘柄は1018(48%)に対し値下がりは982(46%)、変わらずは105(4%)となりました。
日経平均株価の6日続伸で日経平均株価構成比率上位のファナック<6954>、ソフトバンクグループ<9984>、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>などが堅調。指数を押し上げています。
一方、ファーストリテイリング<9983>、みずほFG<8411>、東京エレクトロン<8035>、村田製作所<6981>などが軟調。JT<2914>、イオン<8267>など内需系大型株も売られました。
売買代金上位では、トヨタ<7203>、コマツ<6301>、キーエンス<6861>、日産自動車<7201>、スズキ<7269>など外需関連が並んでいます。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に海運、ゴム製品、輸送用機器、機械、非鉄、繊維製品、証券商品、不動産、鉄鋼、金属製品、倉庫運輸、電気機器、石油石炭などが並びました。
一方、値下がりは水産農林、小売、紙パルプ、食料品、サービス、鉱業、電気ガス、医薬品、保険などとなっています。
個別では、自社株買いのOBARAグループ<6877>、自社株消却のイトーキ<7972>、新製品開発のデクセリアルズ<4980>などが物色されました。
新興市場では、アンジェス<4563>、サンバイオ<4592>、CYBERDYNE<7779>、ZUU<4387>、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>、ユークス<4334>、エムティジェネックス<9820>、やまねメディカル<2144>などが賑わっています。
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