株式市況

日経平均は39円安の反落 イベント警戒の手仕舞い売りで軟化 中核銘柄に利益確定売り 短期資金は新興軽量級に集中

昨晩の米国市場は小幅安。先週の新規失業保険申請件数は減少し、1973年以来の低水準となり、米雇用統計も良好な内容が予想されるなど、利上げ観測が重しとなっています。

ダウ平均株価は、前営業日比12.53ドル安の18,268.50ドル。ナスダック総合指数は9.17ポイント安の5,306.85ポイントで取引を終えました。

為替相場では、ドルが上昇、一時1ドル104円台の円安推移に。東京時間帯早朝では1ドル103円台後半、1ユーロ115円台後半の水準で取引されています。

東京株式市場では、米雇用統計待ちの買い手控え、利益確定売りが先行。日経平均株価始値は16883円の小反落スタートに。

寄り付き後は、利益確定売りと押し目買いが交錯。日経平均株価では値幅42円、小幅安水準でのもみあいに終始しました。

後場では前場安値を割り込んでくるなど、米雇用統計、週末三連休を控えて手仕舞いを誘う流れに。ただ、下値を売り込む向きは限られています。

日経平均株価終値は、39.01円安の16,860.09円。東証1部の売買代金は概算で1兆6559億円。東証1部の売買高は概算で15億1229万株。値上がり銘柄は732(36%)に対し値下がりは1088(54%)、変わらずは163(8%)となりました。

指数反落で日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ソフトバンク<9984>、三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>のメガバンクも軟調。トヨタ<7203>、ソニー<6758>、NTTドコモ<9437>なども安く、指数を押し下げています。

一方、ファナック<6954>、ブリヂストン<518>、東芝<6502>、日立<6501>、村田製作所<6981>などが上昇。市況改善期待で日本郵船<9101>ら海運が買われました。

売買代金上位では、材料性が継続視された小野薬品工業<4528>、直近IPOのシンクロ・フード<3963>が買われたものの、値動きは限られています。

セクターでは、業種別株価指数騰落の値下がり上位に小売、不動産、情報通信、建設、サービス、証券商品、陸運、電気ガス、繊維製品、化学、倉庫運輸、その他金融、金属製品、銀行などが並びました。

一方、値上がりは海運、ゴム製品、鉱業、保険、石油製品、精密機器、電気機器、非鉄、その他製品、機械となっています。

個別では、格上げのDOWAホールディングス<5714>、三井金属<5706>、百貨店引き継ぎのエイチ・ツー・オーリテイリング<8242>などが物色されました。

新興市場では、シンクロ・フード<3963>、串カツ田中<3547>、アップバンク<6177>、バリューデザイン<3960>、ストリーム<3071>、キャリア<6198>、ガーラ<4777>、ベクター<2656>、タツモ<6266>などが賑わっています。

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