株式市況「日経平均株価は27円安の3日続落 TOPIXは反発 東証1部値上がり銘柄数は57% 日経平均株価新規採用で明暗」
祝日休場明けとなった昨晩の米国市場は下落。北朝鮮情勢、ハリケーン被害への警戒感から売り優勢で推移しています。
ダウ平均株価は、前営業日比234.25ドル安の21,753.31ドル。ナスダック総合指数は59.76ポイント安の6,375.57ポイントで取引を終えました。
為替相場では、金融要人が追加利上げに慎重な姿勢を示し、円買い圧力とともに1ドル108円台まで下落しており、東京時間帯早朝では1ドル108円台後半、1ユーロ129円台半ばで推移しています。
東京株式市場では、休場明けの米国株安、円高推移を嫌気した売りが先行。日経平均株価始値は19286円の続落スタートに。
寄り付き後は、日経平均株価が節目19300円を割り込む動きも見られるなど、軟調もみあいに終始しました。
後場では売り圧力も和らぎ、下げ渋りの動き。TOPIXはプラス転換を果たしています。
日経平均株価終値は、27.84円安の19,357.97円。東証1部の売買代金は概算で2兆2100億円。東証1部の売買高は概算で16億6553万株。値上がり銘柄は1166(57%)に対し値下がりは746(36%)、変わらずは112(5%)となりました。
指数下げ渋りもメガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>、日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ソフトバンク<9984>などは振るわず。指数の重しとなっています。
1ドル108円台の円高推移も重しとなり、外需関連の任天堂<7974>、トヨタ<7203>、ソニー<6758>なども軟調。証券の野村ホールディングス<8604>、ハイテクの東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>なども売られました。
売買代金上位では、日経平均株価新規採用の伝わったリクルート<6098>、日本郵政<6178>、防衛関連の石川製作所<6208>などが賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値下がり上位に証券先物、空運、銀行、ゴム製品、保険、紙パルプ、その他金融、輸送用機器、非鉄、石油製品、不動産、金属製品などが並びました。
一方、値上がりは倉庫運輸、サービス、水産農林、鉄鋼、精密機器、機械、食料品、小売となっています。
個別では、月次評価で薬王堂<3385>、エービーシー・マート<2670>、セリア<2782>、格上げのヤオコー<8279>などが物色されました。
新興市場では、アカツキ<3932>、ジーエヌアイグループ<2160>、グノシー<6047>、アンジェス<4563>、中村超硬<6166>、ハーモニック<6324>、INEST<3390>、田中化研<4080>などが賑わっています。
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