株式市況「日経平均株価は11円高の小幅続伸 後場で年初来高値更新 日中値幅は67円と膠着 中核銘柄は高安まちまち」
昨晩の米国市場は堅調。FOMC政策声明を翌営業日に控えて、売り買いが交錯しています。
ダウ平均株価は、前営業日比39.45ドル高の22,370.80ドル。ナスダック総合指数は6.68ポイント高の6,461.32ポイントで取引を終えました。
為替相場では、政策声明を睨んで膠着感を強める動き。東京時間帯早朝では1ドル111円台半ば、1ユーロ133円台後半で推移しています。
東京株式市場では、堅調な外部要因のもと買い先行の立ち上がり。日経平均株価始値は20301円の小幅続伸スタートに。
寄り付き後は、前営業日大幅上昇からの利益確定売りも出ており、前営業日終値、節目20300円を挟んでのもみあいに終始しました。
後場寄りでは年初来高値更新を果たしたものの、買い一巡後は再び前場と同水準でのもみあいに。日中値幅は67円と膠着しています。
日経平均株価終値は、11.08円高の20,310.46円。東証1部の売買代金は概算で2兆7747億円。東証1部の売買高は概算で17億5657万株。値上がり銘柄は854(42%)に対し値下がりは1051(51%)、変わらずは123(6%)となりました。
日経平均株価のもみあいで中核銘柄は高安まちまち。日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>やみずほFG<8411>らが買われた半面、メガバンクの三井住友FG<8316>、三菱UFJFG<8306>やソニー<6758>などは安く、株価指数同様に小動きに終始しています。
一方、保険の第一生命保険<8750>、SOMPOホールディングス<8630>、証券の野村ホールディングス<8604>などは堅調。値がさ株のキーエンス<6861>、外需関連のパナソニック<6752>、SUBARU<7270>なども買われました。
売買代金上位では、高水準の商い続く任天堂<7974>、米通信株再編でソフトバンク<9984>、材料性で東芝<6502,コンテンツ関連のKLab<3656>が賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位にその他製品、鉱業、石油製品、証券商品、建設、ゴム製品、保険、紙パルプ、不動産、海運、情報通信、倉庫運輸、機械などが並びました。
一方、値下がり下位は医薬品、電気ガス、化学、食料品、繊維製品、サービス、空運、非鉄、陸運となっています。
個別では、欧州企業との資本業務提携のパイオニア<6773>、増額の東和薬品<4553>、決算評価のツルハホールディングス<3391>、目標株価引き上げの東邦チタニウム<5727>、コムシスホールディングス<1721>などが物色されました。
新興市場では、メタップス<6172>、エヌ・ピー・シー<6255>、アンジェス<4563>、アプリックス<3727>、ソウルドアウト<6553>、明豊エンタープライズ<8927>、昭和真空<6384>、ビーマップ<4316>、五洋インテックス<7519>などが賑わっています。
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